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株式会社三清メディカル 創業の動機

背景

  • 歯科医院がコンビニより多いと言われて20年以上も経過しているが、実際には似たような歯科医院が多く患者も自分の疾患別にどこへ受診をして良いかがわりにくい。
  • 専門特化した歯科医院が少なく医院ごとの強みが見えないため、歯科医師と歯科衛生士の役割分担がますます必要とされる。
  • 口腔内コントロールは医療費を削減する効果があり、自分の歯で食べる人生100年時代の足掛かりになっている。

想いと意気込み

医科、歯科を横断的に関わってきた経験から医療連携の橋渡しを行い歯科の適正な売り上げをあげて患者さんの紹介、逆紹介の仕組みを構築していきたい。
行政を主軸にして地域イベントで歯科医院の強みを周知して障害患者を獲得して売り上げに付与させるサービスを継続させていく(現在も埼玉県から業務委託を受けて協業検討している)
その他医療事故や災害など有事の際のフローチャートの必要性、災害対策、サイバー攻撃を含めた防犯対策、女性職場のハラスメント、医療法、個人情報保護法など、一般産業からのヒントなどを導入して適正な職場環境を整えて離職防止につなげたい。
医科、歯科連携のためには医療安全文化を歯科領域にもさらに広めて質を上げていき貢献をしていきたい。

課題

医科、歯科連携が思ったよりも進まない原因は学問の体系が異なる点が挙げられるが、複数の疾患をかけ持つ高齢者患者がその連携促進のキッカケになっている背景がある。現在では歯周病は糖尿病、心疾患、誤嚥性肺炎、認知症など高齢者疾患の疾患とも 大きく関連していることが認知されており歯科医師との協業は健康寿命を延ばし、ひいては医療費を削減できる大きな期待がある。(歯科ビジョン2040年)

歯科医院の収益構造は保険医療中心であるが、医科に比べてその診療報酬は決して多くは なく収益構造と経営のかじ取りが難しいため自費診療を進める傾向もある。

しかしながら、歯科医師は経営やマネジメントを学んでおらず経営センスの良い歯科医院の売り上げが高い傾向がある。

歯科業界は女性業界であり、2022年国家資格合格率の女性割合は46.2%、2022年の昭和大学、医科歯科、東京歯科の入学の女性比率は55.2%とますます女性比率が高くなる業界である。

歯科衛生士(女性比率99.75%)の離職率は27% 有効求人倍率は25倍(関東地域)流失率は50%と採用の先の定着に大きな問題がある。歯科医師の女性比率が高くなっていることから女性の働き方を見据えた歯科業界への 転換が必要である。

 

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清水 正路

医業経営コンサルタント協会埼玉県支部長